冬の季節の入浴の癒し効果

特に冬の時期は、暖かいお風呂でリラックスするのが、寒さと日照不足の心地よい解毒剤となります。日本の野生猿も冬の地獄谷公園の天然温泉で、入浴を楽しみます!温浴は古くからの温泉の伝統の一部で、温浴の効用は科学的にも十分に立証されています。温かいお湯に浸かると、自然に血流が促進され、全身の新陳代謝が活発になります。体細胞に酸素が行きわたり活力が促進されます。血流が良くなると、消化器系や心臓などの重要な臓器にも栄養が行き渡ります。 しかし、しばらく熱いお風呂に浸かっていると、血管が拡張され、身体運動のように血圧が上昇するのではなく低下します。

天然のアロマ石鹸を使う利点

一般的な石鹸や入浴剤、例えば泡風呂に使われる洗剤は、皮膚の保護層の役割を果たす天然の潤滑油を真皮から奪います。なので、肌刺激の強い洗浄剤を使うより、肌に栄養を与える石鹸や洗浄剤を使う方が良いのです!

バスソルトの治療効果

定期的に熱い風呂に入ると、関節のこわばりが劇的に和らぎ、冷えや湿気で悪化するけいれんや筋肉痛を和らげることができます。お湯に浸かり得られる熱と浮力は、重力や自分の体の重みを感じにくくするので、非常に効果的です。死海の塩やエプソムソルトなどのバスソルトをお湯に入れると、この効果が劇的に高まります。お風呂のお湯(37~39℃)に一握りの塩を入れ、よくかき混ぜて塩を溶かし、20分間浸かってリラックスするだけです。

エプソムソルト

エプソムソルトは、100%ピュアで無香料。天然のミネラル化合物である硫酸マグネシウムの結晶からできています。この結晶は、疲れた筋肉を和らげてリラックスさせ、スポーツでの怪我や関節の腫れ、痙攣、捻挫などの回復を助けることで知られています。エプソムソルトは、ラベンダー、ローズマリー、ジュニパーニードルなどのエッセンシャルオイルと組み合わせることで、関節炎の症状を改善することが分かっています(特に毎日続けることで)。

死海の塩

死海の塩を温浴に溶かすと、癒しと再生をもたらせます。 死海の塩は100%ピュアで無香料、マグネシウム、カルシウム、カリウムなどの天然ミネラルを豊富に含んでいます。これらは私たちの体で不足しがちなミネラルですが、最適な健康には欠かせません。ミネラル塩豊富なお風呂は、生命を育む物質を吸収する良い手段となり得ます。死海の塩は、湿疹、にきび、乾癬など、乾燥や炎症を起こしたりした肌を和らげて落ち着かせ、肌の健康を高めます。ミルラ、ローズ、フランキンセンスなど、それ自体で優れた癒しと再生力を持つエッセンシャルオイルと組み合わせることでさらに効果が高まります。


ストレス解消のためのアロマバス

アロマバスは、うつ病、不安神経症、不眠症、神経疲労など、ストレスで悪化するあらゆる症状の改善に効果的な治療法です。様々な健康状態を緩和するだけでなく、ストレスによる病気の発症を防ぐという重要な役割もあります。インドでは静寂のオイルとして知られるベチバーオイルを加えた温かいアロマバスに浸かるだけでも、ストレス過多の一日の終わりにリラックスしてくつろぎ、安らかな眠りを誘います。鎮静効果の高いオイルには、カモミール、ラベンダー、ベルガモット、ネロリなどがあります。お好みのエッセンシャルオイルを最多で10滴お風呂のお湯に加えます。

エッセンシャルオイルを加えたお風呂でリラックスすると、芳香蒸気を吸い込むことにり、蒸気吸入をしているようなものです。吸入する事でオイルのパワーが肺から血流に入るので、体内に取り入る最も早い方法のひとつです。セラピー効果のあるストレス解消法を組み合わせることで、癒し効果は非常に高くなり、即効性が期待できます。

入浴後の儀式

私の著書『Mud, Salt +Medicine(泥と塩と薬)』では、古代から広く行われている温泉と癒しのスパの伝統の一つとして、アロマバスの効能を探求しています。自宅で、この古くから伝わる多くの利点を受けられます!落ち着いた癒しの環境を作れば、自宅で簡単に癒しの聖域を作ることができます。入浴後は、少なくとも15分間はタオルやガウンにくるまって体を温め、ハーブティーで水分を補給しながらリラックスすることが大切です。